炊き出し訓練

先日、災害発生時を想定した炊き出し訓練を行いました。電気と都市ガスが止まり、厨房もエレベーターも使えないという設定です。

屋根付き渡り廊下にて炊飯

当院では、屋根付き渡り廊下が臨時の調理場になります。非常用プロパンガスにホースを繋ぎ、防災倉庫から特大コンロ3台を運んで設置完了です。

今回は期限が迫った非常用レトルトカレーを使った炊き出しメニューです。まずは、ごはんと粥合わせて260人分をここで作ります。

直営になって、初めて🔰の炊き出し訓練。写真を撮ることを忘れてしまい、出来上がってからの写真ばかりですみません😣💦

写真は、職員食堂の様子です。電気がストップしてるので、急茶器も使えない設定です。職員用の飲料として、非常用水源から、やかんにお茶を汲んでお茶を作りましたが、現実にはこれも用意できるかどうか…。いつかに備えて、職員も各自ペットボトルをロッカーにストックしておく必要性を痛感しました。

患者様も、使い捨て容器やメニューに慣れておく必要があります。災害発生時に食事に対する拒否や混乱を最小限におさえ、確実に命をつなげるように…。

久しぶりの芳野家

よしの病院では、患者様と同じメニューを職員食としても提供しています。そのため、食事療養としての条件は満たしつつ、一般の人でも美味しく食べられるメニューを提供することが大前提になります。

栄養士としては、『全ての食事を職員にも提供する』ということで、まぁまぁのプレッシャーがありますが、常に適度な緊張感を持って業務に取り組めるという点では、良い方向に作用しているなと感じます。

そんな職員食ですが、時々職員だけ別メニューを提供する日があります。それが芳野家(よしのや)です。この日は、患者食の新メニューの最終試作も兼ねて、魚介のトマトスープパスタを提供しました。

管理栄養士が用意したレシピを元に、ベテラン調理師Kさんがランチのスペシャリテに仕上げてくれました。普段は使っていないブラックオリーブがアクセントになっていて、本当にお店の味✨こちらの想像の上をいった味で、みんな喜んで食べてくれました。

後日、「調理師さん、いつもよりかっこ良く見えたわ~」と事務Yさん談もあり(笑)10月の芳野家も大成功となりました。この日のレシピの修正点を反映させて、満を持して11月の患者食で新メニューとしてお目見えします。日曜日ランチをお楽しみに。

秋の味覚~栗入りおこわ~

4月に給食部門を直営化してから、あっという間に半年が経過…😳日々の給食業務をこなすので精一杯ですが、少しずつ組織としての体制作りも進めている今日この頃です。

今日は、先日写真を撮っておいたメニューを紹介します。この日は、職員Gさん所有の栗林で収穫された栗を使った中華おこわです。

いつもは銀杏を入れていますが、Gさんから栗の差し入れを頂いたので、秋バージョンで豪華にアレンジ❗️これ、分かる人には分かると思いますが、栗を剥くのが本当に大変なんですよね💦

茹でてから剥くと、風味が落ちてしまうので、せっかくなら美味しく出したい!という私の意地のせいで、大部時間がかかりました。

数人で手分けして、仕事の合間に少しずつ剥き貯めて(生で冷凍)何とか150人分。無事に提供できました。