お仕事紹介~検食編~

今日は、当院の管理栄養士の仕事の一部をご紹介します。患者様に食事提供する前には、かならず検食を行います。この検食では、味付け、硬さに問題がないか、献立の食材が正しく使われているかなどを確認します。そこで問題があった場合には、ここから味付けの訂正を行ったり、場合によっては作り直しを行うこともあります。何度か作り直しています…😭

それだけ重要な検食ですが、人間の感覚が頼りなので、できるだけ複数人で行うようにしています。この日も二人で行いました。これは、鯖の味噌煮、じゃが芋の韓国風そぼろあん、ワカメの酢の物です。この時期は、花粉症の影響で調理師も栄養士も嗅覚が鈍くなるので、味覚もブレやすく、特に注意が必要です。

他に私が検食する際に心掛けていることは、味の薄いものから検食すること、過度に空腹な状態では行わない(塩味に敏感になり過ぎる)ことです。昔お世話になった料理人の先生に「お腹いっぱいの時に食べて、美味しいと感じたら本当に美味しいものだね。お腹空いてる時は、何でも美味しく感じるから気をつけて。」と言われました。それからは、自分の感覚がブレないようにコンディションも考慮して、検食するようにしています。

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