ある日の夕食

こちらは、1月のある日の夕食です。

魚の唐揚げ甘酢あんかけ、かぼちゃのいとこ煮、五目ひじき、味噌汁となっています。写真は夜勤の職員分をちょっと拝借しているので、食器は違いますが、患者様も同じものを召し上がっています。

お魚メニューは、お肉に比べるとやはり人気がなく、残食も多くなりがちなんですが、お魚には、良質なたんぱく質(速筋たんぱくなど)が含まれているので、できるだけ食べてもらいたい!そんな思いでメニューを考えています。

こちらのメニューも、魚に薄く衣をつけて身がふっくら仕上がるよう揚げ、甘酢あんでごはんが食べやすい味つけにしています。この日は、ホキというお魚を使用しています。スーパーで切り身で売られることはほとんどないお魚ですが、実は、冷凍の白身フライなどに広く使われているお魚です。

数年かけて、パサつきがちな魚メニューを改良したり、地味に取り組んでいるのですが、そのかいあってか、ここ数年は、患者様アンケートに「魚が美味しくない」「魚を出さないでほしい」というような意見がなくなりました…。

最近は、数名の患者様から、「フィッシュドック(白身フライにタルタルソースをかけてキャベツとともにコッペパンにはさんだもの)が美味しい!」というご意見を頂き、やっぱり揚げ物は人気だと実感。しかし、栄養課としては白身フライが半加工品なので複雑な心境…です。

とは言え、喜んで食べてもらえていることは、素直に嬉しいです。魚メニューに関しては、まだまだ改良の余地があるので、いつか「魚料理が美味しい」という評価を頂けるよう、今後も精進していきます。

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