今日の昼食は鹿児島奄美地方の郷土料理である鶏飯(けいはん)でした。管理栄養士が出勤して最初に行うのが検食です。調理師さんが作ってくれた料理を盛り付け前に最終確認です。味と硬さ、使用予定食材が正しく使用されているかなどのチェックを行っています。
私達は人間なので、どんなに気をつけていても100%はありません。ですが、それで患者さんに迷惑をかけることはあってはならない。そうならないように、検食などのダブルチェックを行っています。
もちろんほとんど異常ないのですが、ここだけの話、過去にはこんなことも…「今日はやたら豪華な小鉢だなぁ、ン?この鶏肉夕食のさつま汁用じゃない😱?!」「夕は普通の味噌汁で栄養価調整しよう」
栄:「味がないですね」調:「レシピに醤油ないんですよ」栄:「すみません、それ間違いです😭レシピ直します」などなど
この日も異常なし、美味しく頂きました。写真には写ってないですが、レモンシロップの杏仁豆腐もありました。※まだ固まりきっていなかったので、後から検食

続いて新規使用食材(この日はパン)について業者さんと商談を行いました。前回のブログでもお伝えした通り、4月から新体制となるため、メニューも大きく変えていくつもりです。美味しさ、栄養価、コスト、患者さんの満足度、安全それぞれの項目を頭に入れながら新しいアイテムを探しています。新規で取引先の候補となっているパン屋さんからおすすめのパンをご提供頂きました。

どれも美味しかったです。写真には載ってないプレーンのパンもジャムなしで満足できる味で、衛生的な個包装もポイントですね。コスト面でいうと、やはり米より大分高いものではありますが、個包装=食器が不要=洗浄時間の短縮となったり、メニューにバリエーションが加わり、患者さんの満足度向上にも繋がると考えると、コスト上昇分も許容範囲となるわけです。

こちら営業さんおすすめの《くるみん》です。メープルシロップとクルミという間違いない組み合わせ。この日は、院長が食堂で遅い昼食をとっていたので、お渡しすると「甘さもくどくなくて美味しいです」と高評価。ものすごい早さで召し上がっていました😊
残す問題はカロリーですね!なんとか範囲内におさまるように、その他諸々で調整していきます。